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2009年11月27日(金)

 私たち姉妹の家にそれぞれの友だちを招く。ふだんは呼び捨てで呼び合う姉妹だけれど、「○○ちゃん」「××ちゃん」と呼び合ってみる。するとどっちがどっちの名前かわからなくなる。そういえばこれは姉ではなくて鏡に映った自分だ。


2009年11月29日(日) 1

 物語を書くために友だち数人と部屋に集まる。みんなでこたつに入って主人公の身の上を話し合いながら、これはきっとどこかで既に作られた物語だろうと全員が気づいている。
 友だちが、△△ちゃんの誕生日プレゼントを買おうと提案する。3万円のリュックを6人で買おうと。それで部屋を出て、暗い石畳の道を行く。何の不安もなく歩いていたが、花火があがると、みんな散り散りに逃げた。花火は隕石みたいになって街のあちこちにクレーターを作る。


2009年11月29日(日) 2

 正月に実家に帰る。みんなでパチンコ屋に入るので、うひゃーどの台にしようと思ったら、奥に子ども向けのボーリングコーナーがあり、みんなそこを目指している。一人150円だという。150を意味する漢字が難解だった。
 ボーリングの奥にはさらに書店がある。そこで冬休みの宿題用のキットを買う。家に戻ってその制作にいそしむ。爆弾ちゃん作り。完成間際までいったのだけれど、どの部屋にも生き物がいて怖いので、最後のボタンが押せないでいる


2009年11月30日(月)

 すべての人がちょっとずつ浮いて生活する街。その街で私たちは子どもの姿で、大人たちはより老いて見える。姉は、老人たちに派手な服を着せては写真を撮っている。老人の家族が写真を買う。それで貯まった金で、私たち姉妹はCDを買う。
 私たち一家は同じような家の並ぶ住宅街に住んでいる。視点が移動し、向かいの家、隣の家の人びとの紹介をする。私たちのリビングはゲーム機のコードで散らかっていて、その上をながしの唄うたいの老女がゆっくり歩く。彼女は歌おうとするけど、ピアノがなくて無理だ。
 老女に触れぬようにと気をつけながらリビングを片付ける。すると老女は色の白い女の子になる。私と女の子は一緒に食器を洗う。私が洗う方、女の子がゆすぐ方。視点が移動して、向かいの家の幼い子どもたちが逮捕されたことを知る。