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2010年03月04日(木)

 遊園地からの帰り、バスに乗り込む。追われる側になっていたとわかる。行き先を変え、でかいデパートに向かう。みんなの意識が薄いうちに食料など買っておかなければならない。画鋲は難しいかなと思ってるとレジに後輩がいて、後輩は追う側のひとりだ。おそるおそる後輩のレジに並ぼうとすると、後輩は私たちに気づき、口の動きだけで、言う。「レーズンと交ぜるとバレません」
 どんどん町から人が消える。捕まった人びとは隣町の小学校の校庭に集められているという。カーテンの隙間から外を覗くと確かにその方向に高い壁が見える。
 あの中!
 もうここも危ないだろうって解散する。逃げたり捕まったり逃げたりしていく。安全な地域へ通じているのは地下街で、数人はそこにたどり着く。地下街にはカラフルな子どもたちが残されていた。この子どもたちは追う側の人びとだけれど連れて行くべきかと悩んむ。奥からは追う側の兵隊の声が響いてくる。もともと店だったスペースにはそれぞれ小さい金庫があって、ひとりひとりでそれの中に隠れる。
 追う側の兵隊の視点になって地下街を歩くと、誰かいるという話だったのに誰もいなくていらいらする。(兵隊たちの足音に身を縮めてもいる)。いらいらする。相方である年下の兵隊にそう言うと、でもこんなことももう終わりですよと返される。誰も隠れちゃあいないだろうと分厚いカーテンを雑にめくりながら進む、(同時に見つかりやしないかと緊張している)、地下街を出ると田舎っぽいスーパーがあるので相方と駆け出して、安売りのキャベツと卵をひとつずつ買う。


2010年03月05日(金)

 ここンとこ毎日父がケーキを作ってくれる。どれもが大きなケーキなので毎日少しずつ残してしまう。残したケーキは戸棚にしまっている。戸棚を覗いてみると、中にはみっしりといろんな種類のケーキ。いつまでに食べれば大丈夫かなって姉と相談する。


2010年03月06日(土)

 体育館に集まって背の順に並ぶけど久々に会う私たちだから列になれない。あとちょっとで会が始まるというときに、まだ大丈夫だよねとトイレに向かう。個室の扉を開けるとそこは野外ホールですごい歓声。私は髭の長いおじさんになって舞台中央に進む。どうにか友人が間を持たせていてくれたようで安心する。民衆の方を向いて右手をあげると花火が発射され、左手をあげると花火が開く。ひときわ大きな歓声に控えめに手を降って返す。少女の私はそのくだりで本を閉じて、この男が後に王になるんやね、と思う。


2010年03月07日(日)

 部屋にはでかいでかい蝶を貼りつけたみたいな模様がある。何十年か前の記録映像を見ると、子供たちがその場所で蝶たちを踏みつけているようすが映っていた。でも関係ないよねえと隣の友達に言う。友達は、これ撮った人はやくに死んだらしいねって言う。


2010年03月08日(月)

 プリキュアの新作を見る。二つの世界が平行して進む。一つは学園もの。もう一つでは水色の子が姫君でピンクの子が女将軍。姫君が将軍に片思いしていて、城において大量にドレスとかをプレゼントするんだけど、将軍は姫君の意図がわからなくていつもイライラしている。