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2010年08月01日(日)

 お腹すいたからカップ麺を食べようと思う。ポットに湯が入っているかを母に訊く。母は入ってないよ、でも水にこれを浮かべるといい、と小ぶりなみかんをくれた。カップに水を入れて、水の上にみかんをのせる。みかんはちょっと沈んだと思うとポンと溶ける。水は突然黒く熱くなる。麺は少しみかんぽかったけどおいしかった。


2010年08月03日(火)

 ともだちと私の持ち寄ったおかしの両方がナッツの詰め合わせみたいなやつで、かぶっちゃったねーってなる。でもともだちのは七種類のナッツで、私のは3種類のナッツと小魚と海藻だからちょっとちがうね、ふふふ。


2010年08月05日(木)

 遊園地に行く。入り口近くには大きなロボットがいて、一度に30人くらいが乗れる。黒くて丸い大きなロボット。入り口を出てすぐのところには工場がある。説明を読むと、ロボットが工場に突っ込むかもしれないというドキドキを楽しむアトラクションらしい。説明しちゃったらドキドキしないじゃん、と思う。ロボットをぼうっと眺めているうちにひとりきりになっていた。みんなをおいかけようと思うけれど、まわりながらしか進めないから困難だ。しかたなくくるくる踊って進む。
 勉強館という建物に入る。地元の小学生たちが考えたクイズなどがたくさんおいてある。算数の問題もあるし国語の問題もある。ぜんぶ白い紙に鉛筆で書いてあって、それが迷路のようにある壁に貼付けられている。くるくると見て回る。角を曲がるときにときどきみんなが見えるから、お互い、あ、とかお、とか言い合っている。問題の書かれた紙の下には勉強机、その上にトレーがおいてあって、中に回答用紙が入っている。真面目に答えてください! と注意書きもされている。アルパカはどれでしょうという問題を見つける。1、2、3と番号がふられた三つの絵がある。どれも人間にしか見えない。


2010年08月19日(木)

 家に帰ろうと思う。
 吹奏楽部のTシャツを着て姉と通りを歩いている。サーティーワンを通り過ぎるときに痩せた親子を見た。店は鮮やかなピンク色だったけど、母と娘は灰色だった。交差点のあたりに来ると、後ろのほうで弾けるような音がした。たぶん誰かが撃たれた。姉も私も早足になる。撃ったのはあの親子に違いなかった。そして親子は私たちと同じ方向に歩いているに違いなかった。マンションが見えてくる。最初の自動ドアを抜けると、靴を上履きに履き替えなければならなくて、靴を脱いでロッカーに入れ靴を取り出す、この動作がなんとも難しい。手も足もうまく動かないのだ。二人ともようやくスリッパを履いて二つ目の自動ドアをくぐる。あとから親子が入ってきてスムーズに履き替えを行う。親の右手は子どもがつながっており左手では銃を持っている。銃を見ないよう注意しながらエントランスのすみで待機、親子がエレベーターに乗ったのを確認する。彼ら二階を通り過ぎた。私たち姉妹は階段で二階に向かう。でも階段を上った先は三階で、二階の住人である友だちもみんな階段に並んで首を傾げている。
 父からメールが届いて外がすごいとのことなので、悩んでいても仕方がない、みんなでわっと外に出る。すると雪が降っていて、七月なのに雪だ! はしゃぐ。


2010年08月20日(金)

 8の字に山々が連なっていて、上の○には深い谷があり、下の○には青緑の水がいっぱいに溜まっている。谷の底から長い鎖が伸びていて、鎖の先にはピンク色のヘリコプターが付いている。音楽に合わせてヘリコプターを運転する。8の字を自由に飛び回る。という競技がある。賭けてた人(三十歳くらい)が練習中に行方不明になったので、その人と似た顔立ちの男の子に魔法をかけて三十歳くらいにする。すると見分けがつかないくらいになる。老けた子どもと、あとこっそりと私たちが乗り込んで、ヘリコプターを操縦する。