2011年11月02日(水)
グループに分かれて戦争をしている。くじびきで同じ数を引き当てた同士で殺し合って、残ったひとが多いグループが勝ちだ。私たちのいるグループは超能力など持っていないので、ひたすら逃げて生き延びようと思う。
映画館の窓口には高校生が３人来て、学生３枚、と言う。学生はひとり1200円なんだけど、高校生友情プライスというのがあって、高校生３人は３枚で3000円なんよと説明して、一番髪の長い子からまとめて3000円受け取る。でもチケットを20枚近くもぎってしまってて、どれを渡せばいいかわからない。適当にすませてしまう。お客さんがたくさん来たらもぎりすぎたぶんも消化できるので、みんなおいで。遠くから観覧車が光りながら近づいて来る、お客だろうか、嬉しい。
2011年11月03日(木)
森の中の開けた場所、そこだけ地面が鏡になっている。湖に近いほうに吹奏楽団が、木々に近いほうに踊るひとたちがいて、演奏に合わせてダンスの練習。鏡はよく滑るから、スケート靴はいてるみたいだ。私は補欠だから見てるだけ。
2011年11月05日(土)
みんなは湖の底で会議をしている。湖のまわりは全部機械でできている。大きなエレベーターに乗って凍った湖面の上に立つ。透明な羽の妖精がやわらかいキックボードをくれたから、けりんちょけりんちょ坂をくだる。ジェットコースターのみたいな急な坂を転げるようにくだる。
2011年11月06日(日)
お葬式で着せるための服を考えなければならない。その日が白いシャツっていうのは、生前の服の選択からわかっていて、あとは占いで黄緑のスカートが必要とわかる。買ってきたシャツとスカートを鋏で細かくする。細かい部品がそれぞれ小さいシャツとスカートになる。小さい人形にぴったりになった小さい服たち。人形に着せていく。あとは変身のときのかけ声や魔法の効果を決めるだけだけれど、私たちの班は遅刻者の寄せ集めなので意見がてんでばらばらだ。決まらないまま校庭を一周するけど、いろんな思い出が詰まっているのでつらかった。体操服が汗で濡れて寒くなるのではやく着替えないといけない。体育館の更衣室でギザ付き10円玉を拾って嬉しかった。先生に報告する。
2011年11月08日(火) メモ
短歌会で屋台、名歌かき氷（歌の内容にあわせたオリジナルブレンドのシロップ）、撮影の車、映画と現実の境目。