about map e! yumenikki  nikkihito) インデックスへ

2012年01月19日(木)

 このブランドの服は安くて無難でいいよと友だちが説明するのでどんな服なのと訊く。色は健常的な色と灰色と黒があってと友だち、健常的な色? と私。友だちが後方に駆けたと思うと後方には服がたくさんかかった棒がある。ピンクとオレンジと水色のTシャツを指差す友だち。私はそのそばのボタンがひらひらした蝶みたいになってるワイン色のワンピースを指差して、それが可愛いねと言う。これもそのブランドのだよでもこれはちょっと高くて半額でも2500円と友だち。私も服を見に向かう。友だちに言われた通りの何着かを買う。
 帰りの電車に乗るために駅に行くと見たことのある風景だ。スケッチブックを開いたらそれがある。誰が描いたかしらないが、線路にもホームにも車が突っ込んでいて震えた線のスケッチ。と思うと線路にもホームにも車が突っ込んで、トラックなど爆発する。でもみんな動じない。祖父が車でやって来て、姉と私に乗って行くかどうかを訊く。姉は遠いので乗ると言うけど私の目指す場所はごく近いのだろうと思った。でも傘がなかった。傘がないから乗るねと言ったら、自分が宿題をすませたノートを持たず小さい鞄で家を出てしまったことに気付いて悲しい。


2012年01月20日(金)

 お互いに少女だった。彼女は金髪を二つにわけて耳の横で縛り、薄い黄緑いろの瞳をしてた。「入れ替わろう」と私が言うと「まだ早い」と彼女は笑う。「26歳になったらだ。あたしたちたくさんのことを覚えなければ」彼女は日本語を喋れない。でもわかった。森の中で別れた。


2012年01月21日(土)

 料理はたくさん用意されてるけど人数も多いからすぐになくなる。みんなもうお腹いっぱいって言うけど私はまだまだ食べれる。戸棚に入ったケーキはまだ手つかずだ。明日には捨てられてしまうのだったら食べなければと思う。班の5人でどれから食べるか話し合う。残り時間も少ないから小さめのホールケーキを選んだ。食べ終わると集合の号令がかかる。3列に並ぶ。後ろのほうでケーキまだ食べたいひといる? と声があがって、私、すぐに、いるって答えた。
 ケーキ食べたい数人で学校まで残りのケーキをとりにいく。私は列を整えてて遅れる。学校までの道をゆっくり歩いていると、ケーキを食べ終わって帰るひとびととすれ違う。まだ残ってると訊くと、もうないと思うと答える子もいるし、まだいっぱいあったと言う子もいる。足がとても重くって、でも前より楽な百ハイだったなあと思う。ちんどんのひととすれ違う。


2012年01月23日(月)

 理系の学生のキャンパスの細長い建物に入ると12階建ての購買だった。8階のゲーム売り場でポケモンの歴代主人公がつぶし合うゲームを買った。ロシアで先に発売されて大ヒット中だとテレビが言っていた。窓の外を見ると夏空で、白い飛行機と銀の飛行機が飛び回っている。
 屋敷に戻る。お参りに行く準備がなされている。私たちは末の妹をどうやって逃がすかを話し合う。できるだけもたもた着替えて出発の時間を遅くする。ぎりぎり到着するくらいがいい。行く予定のなかった弟は妹の格好をして待機。弟は天使じゃないから奉納される心配がない。しびれを切らした親たちが私たちを大声で呼ぶ。私たちはたくさんある扉からそれぞれ飛び出して車に走る。妹は学校に走り込む。妹は学校で、無事に成長してた天使たちに存在を一時的に透明にしてもらう。用務員さんが妹を捜すけど当然見つからない。弟の変装はすぐバレる。私たちは何もしらない設定なので、ただの悪ふざけがバレたっていうふうに笑う。よく笑う。怒られたからみんなで走る車のドアを開け、飛び降りて、歩いて図書館に行った。図書館は広かった。末の妹はたぶん学校でちゃんとした天使になると思う。図書館の図鑑を兄弟で覗く。
ハッと目を覚まして横の壁を見るとたくさんのアイシャドウが留めてある。そうだ散財したんだったなーって思いながら上半身だけ起こして緑のシャドウを瞼に塗る。ちゃんと起きてから鏡を見ると、白目の上半分が緑になっていて怖い。慌てててモンダミンで目を洗ってしまう。目がすごくさわやかになって、植物が生えてきそうな気分になった。痛くなくてよかった。先輩が上の部屋から降りてきて、朝ご飯作ってるよと言う。友だちもみんな起きてきていてみんなで食卓を囲む。食卓は鉄板でできてて、そのうえに直接目玉焼きなどが乗っていた。


2012年01月24日(火) メモ

 友だちへのプレゼント、空中浮遊。