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2012年01月14日(土)

 一輪車に乗って神殿を移動している。久しぶりだけど意外に乗れるじゃん。神殿の中には田んぼもあるし工場もあるし、でも全部太い柱で支えられた空のしただ。浅い海を越えると長い階段がある。それを降りていく。友だちは徒歩の子もいれば三輪車の子もいる。三輪車は疲れる。足が痛くなったと言って友だち三輪車を降りると三輪車とたんに砂になるので悲しくて泣く。みんな乗り物のある子は階段が終わる前に捨てることにした。靴も脱いで裸足だ。階段の先には自室がある。
 みんなで朝ご飯をつくる。ともだちもいれば私もいるし、映画の擬人化もいる。タルコフスキー作品の擬人化は卵をゆでるのが下手だった。私は休憩のためにベランダに出る。空からは魚がつるされている。白いプラスチックでできた顔に、毛糸の体を持った巨大な魚。全身が白いプラスチックの小魚たち。


2012年01月15日(日) 1

 遊びにきた友だちがその友だちに電話していつになってもつながらないから騒動。別の日には飲み会から帰ったら家族みんなでキムチ鍋をしてる。私の白いコートを見て、赤のほうが似合うと父。隣の部屋ではぼろぼろにされた私の赤いコートにくるまって猫三匹が幸せに眠る。


2012年01月15日(日) 2

 どの教室も植物でいっぱいになっていた。ロシア語の教室ではアネモネが咲き乱れていて、入って写真を撮ろうとしたらチームワセダのひとに怒られた。私たちはこれはもう今から春休みに違いないと思ったけど、新しい校舎が完成していた。そっちでテストなどするらしい。春休みはまだ遠い。
 他の校舎はすっかり植物園にされてしまった。
 植物園でみんなで遺言の内容を考えて、気に入りの遺書が書けたから、いつかは死ぬだろうと思った。映画にならって80歳の誕生日でもいいと思った。「人生経験として最後に死ぬことにしてみました。またどこかで会いましょう」


2012年01月16日(月) メモ

 殺しあっては甦る仲良しの猫たち、ソーダ銃、ケーキ、車ではすぐに眠ってしまって夕焼けの港町の写真を二枚しか撮れない。


2012年01月18日(水)  メモ

 小さいハムスター三匹、逃げる私たち、ショッピングモール、絵本屋さん、子どもの絵を売る店に私たちが昔描いた絵もある、子どものときには知り合ってなかった私たちの絵は並べて置いてある、地震、砂になる紙。