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2012年08月12日(日) メモ

 いない子のぶんまでそうめんを用意、一列に並んで山上の公園に向かう遠足。


2012年08月13日(月) メモ

 再現VTR、工場で流行る病気、地震、武器。


2012年08月15日(水)

 森で飴を売っている。近くには谷がある。ときどき通る車をつかまえて、眠気覚まし用の黒い飴を売る。売れた飴の数を競う。谷にいっぱい車が落ちているのを見に行く。道路にお札を並べて、車が通ったときにばーってなるのを喜ぶ。


2012年08月16日(木)

 ふと目を覚ますと夜行バスの窓に分厚いカーテンはなくって、窓の外のパステルカラーの光がよくわかる。一面の草原。背の低い木々が点々とある。恐竜が来るのだと予感する。バスが揺れると天井のシャンデリアも揺れる。隣の席にいるのは姉だから気軽にもたれかかることができる。


2012年08月21日(火)

 ベッドはずいぶん高いところにあるようだ。雨の音と風の音で目を覚ますと下の方で窓がぼんやり光っていた。カーテンがオーロラみたいだった。はしごを降りて窓を閉めるけど、床はもう水浸しで、紙類や服もびしょびしょだった。倉庫の戸を開けると虫たちが這い出てきた。虫からは煙の匂いがした。友だちがハンカチをくれたので、それで口をふさぎながら倉庫の中に入って自転車を取り出す。自転車に乗って病院に行く。友だちは後ろで手を振っていた。
 病院はピアノ教室に似ていた。自転車を抱えて階段をのぼりベランダの駐輪スペースに置く。背中からリュックサックをおろすと、見慣れないリュックだ、自分は夢を見ている自分とは違う自分なんだなとぼんやりと思った。
 診察カードはいつまでも出てこなかった。自転車のもう一台は学校に忘れたままだったっけ引越しで捨てたんだっけと考える。別の友だちを見つける。彼女は待合室のソファーで泣いていた。親の束縛が厳しいのだと言う。私はリュックサックからでてきた、錠剤入りの茶色い小瓶を床に落としてしまう。瓶は傾いた床をすいすい転がって、海まで行った。