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2010年02月06日(土) 1

 アニメーションを見てる。最後の場面。
小鳥「うん、行くよ」 少女「じゃあ最後に魔法の力をつけてあげるわね」
 小鳥、光の玉に包まれる
小鳥「わーい!」
小鳥の友だち「すごい、変なデザインになった!」
小鳥の父「(少女のほうを見て)うむ。お前は死んだらよいレイキュウになるな」
少女「ありがとう」


2010年02月06日(土) 2

 姉と一緒に白いネズミ4匹を拾う。3匹は赤い目と赤い鼻を持っていて、残りの1匹は黒い目でハムスターみたいな顔をしている。明らかに黒い目のやつが可愛くて4匹を平等に愛することに苦労する。母が大きくなる前に逃がしなさいと言う。最後にと思い撫でていると噛まれる。ネズミに噛まれた親指の付け根からは固くてザラザラした血がヘビ花火みたいにむりむりと出てくる。
 父が帰宅する。見ると父は右手に銀のプレートを持っていて、それには長くて細い足の上に黄色い毛玉が乗ったような鳥が5羽のっている。二羽は若干白っぽくて、他の三羽は鮮やかな黄色。姉が、あれはイソノアシというとりだ、と言う。イソノアシは勝手に冷蔵庫に入ろうとするので、育てるのに苦労する。
 眠れない日が続いて左目の下に穴があく。友だちがその穴を見て化粧しなよと言い、私はそれでもごまかせないんだぜと応える。友だちはさらに穴を覗き込んで、太鼓の音がすると言う。ほんとうだ、太鼓の音だ。耳を澄ませば確かに聴こえた。


2010年02月07日(日)

 体育館、短歌会のみんなで壁に飾るでっかいプレートをいくつもいくつも作っている。でも校長先生がそのプレートを、最後の一文字とか二文字を書き終わる前に、壁につるしてしまう。校長先生はいつもそうだ。この日は途中で中学生の男女が入ってきて女の子が男の子に好きですと言うので、みんなで応援する。


2010年02月08日(月)

 テーブルの向いに座る友だちは、きな粉パフェを食べている。私も抹茶パフェを買おうと思って二階に行く。お金あるのか心配になって財布を覗くと中にあるのは10円玉ばっかりだった。茶色をかき分けていくと銀色も数枚あって、500円は確実。10円玉も合計で200円くらいにはなりそうだった。必死に探しすぎて店員に大丈夫ですかと訊かれる。大丈夫ですと笑顔で答えたけど、注文する予定だった抹茶パフェは4000円以上するし、きな粉パフェも1000円以上。苺パフェに至っては諭吉が要る。悩んで悩んで、電子レンジで熱して食べるタイプのシューアイスの桃味を選ぶ。店員はシューアイスののった白いお皿を手渡しながら、あたしもうあがる時間だったんですけどお客様の必死さにこころうたれてぬけられませんでした、と言う。嫌味かよってしかめっ面しようと思ったけど、その店員があまりにいい笑顔だったのでつられてはあと曖昧に笑う。


2010年02月09日(火)

 短い文章を暗唱するテストがある。発表の練習を席順にするときはできたけど、前に出て出席番号最後から発表、するときはうまくできない。「きょうもれんしゅうすいそうがくぶ、すなおでかわいいおんなのこ」っていうのをまだ覚えてる、でも前に立つと言えなかった。学校を出る。民家みたいなところにみんな宿泊している。みんなレースのカーテンの向こう側、縁側に座って足をぶらぶらさせている。毎朝こどもふたりが遊びにきて、今日は死体あるかなーとそのカーテンをつぎつぎにめくっていくのがあざやかだった。