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2011年06月27日(月)

 UFOキャッチャーの掃除をしていたロシア人女性においしいバイキングにつれていってもらう。早稲田の学生のたくさんそこに食べに来ている。友だちのひとりが私に気づいて「そっちの班はメニュー決めた? うちらの班はここで食材買って、もう作ってみるところなんだけど」と言う。班ごとに料理を作らなければいけないらしかった。私たちの班はただ木彫りの人形を作ればいいだけと思っていたから焦った。班長に電話すると、料理は私の特技だから全部やっとくよと言う。なあんだと思って、私は人形の材料になる木とか釘とか糸とかを買いものかごに。
 そしてレジには行列。店は一階にあるけどレジは地下にある。下るエスカレーターのとなりにベルトコンベヤがあって、そこに買い物かごをのせる。人間はエスカレーターに乗る。ふたつの速度が違うから、たちまち自分の買い物かごがどれかわからなくなる。コンベヤは枝分かれもするから、なおさら。私は下りながらお財布の中にあんまりお金がないと気づいてあわあわしていた。だからレジまでついて、まだ私の買い物かごが到着していなくて、みんなが勘定を終えてエスカレータとベルトコンベヤがひっそりしてからも行方不明のままだったことにほっとする。次の店に行く。
 商店街が一個の店だ。買い物かごを持って街を歩いて出口のレジで一気に購入。別会計のものもある。たとえば駄菓子屋さんの小さい餅は駄菓子屋さんで買う。ハムスターの自動販売機もそう。自動販売機の横に立っているおじいさんにお金を渡すとハムスターを取り出してくれる。


2011年06月28日(火) 1 メモ

 鳥の羽の先に針をつけたものが定期の代わり、蚊に変わる女の子、蚊は鉛筆を持てる、一輪車の群れ。


2011年06月28日(火) 2

 家に帰るとテレビが直っていて母がこれから始まるよとテレビの電源を入れる、ちょうど画面には「длинная жизнь」と白い文字が浮かんで、
「なんなのかわかる?」と母。
 私は「長い人生?」と答える。
 「新しくなったサラリーマンネオだよ」と母が笑う


2011年06月29日(水)

 お屋敷を壊すことになったのでたいせつな書類などを回収にいく。漫画のネームがそのままになっているので後輩たちがこぞって清書している。でももうクレーンとか側まできていて、屋敷のまわりはすでに更地、私たちも走って帰る。何百年かして人類はカタツムリになっている。