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2011年07月12日(火)

 父と母と姉と私で釣りに行く。そこの土地には独特の魚の獲りかたがある。紺色の眼鏡ケースみたいなケースに笹の葉を半分入れて半分はみ出た状態にして、ケースの片側についているホックに釣り針をひっかけ、釣り針を奥歯でよく噛んで輪っかにして、外れないようにする。そして海に投げ入れる。話によると自然に魚がケースの中に入ってくると言うことだった。姉たちは熱心にその方法をためしていた。私は釣れなさにそれを早々あきらめて、ふつうにゴカイで釣りを始める。小さい青い魚がいっぱい釣れる。でも家族には私も私の釣った魚もよく見えないようで、その成果には無関心だった。
 段ボールの仕切りがどんどん高くなって、家族と話がしたいときはその仕切りに穴を開けねばならなかった。穴から、姉と父が眼鏡ケースで魚を捕まえるのが見えた。うなぎみたいな長い魚と、プラスチックでできた魚たちだった。長い魚は真ん中で千切ると中からポイントが出る。私は家族がどんどんポイントを溜めるのを拍手しながら見た。千切られた長い魚はそのまま海に捨てられる。成長すると元通りになるらしい。家族が釣りを終えて車に乗り込むのを慌てて追いかける。私は黄色とか赤とか青、カラフルな魚をたくさん釣った。どうせ食べないのだから捨てておきなさいと母が言った。私はそれに従った。白い麻袋を海上で逆さにすると、生きてる魚は海に落ち、死んでる魚は空へと飛んだ。
 海には姉の捨てたプラスチックの魚が浮いていた。海にも空にも行けないらしい。その魚を拾ってポケットに入れた。
 釣りが終わると私たちはもとの家族に戻ったようだった。本屋の前で車を止めてもらう。友だちへのプレゼントを買いたかった。買いたい本は見つからなかったが、店内放送が「ノスタルジア」等の映画のノベライズの翻訳が今しがた入ったので欲しい人は来い、と言って、私は、行く。


2011年07月14日(木) メモ

 彼女が遊園地で落としたピンク色のヘアピンを警察などを動員することにより三ヶ月後に彼氏が見事発見したというニュース、たたんだ布団を積む、おしゃべり、隣の家、鍵を閉めろと言う隣人。


2011年07月16日(土)

 「白いゆめの花を13本」がミッションで「はじまりの村の近くの沢」が指定された場所なのだけれど、沢に咲くのは白い花ばかりでどれがゆめの花かわからない。もう諦めているひともたくさんいる。私のアバターは灰色の子猫なので、なかなか水に近寄れず苦労する。


2011年07月17日(日) メモ

 ユニクロ、病院、ガパオ、冷蔵庫にメモ、ババチカ、発表、つつく小鳥、雨。


2011年07月18日(月)

 友だちの家に遊びに行っていて、帰り、友だちの家は山の上にあるので、バスに乗らなくてはならない。でも少し雨が降ったくらいでバスは来なくなってしまう。友だちのお母さんが車で送ってくれると言う。友だちと、そのお母さん、私の三人で車に乗り込む。私はとても眠たい。


2011年07月19日(火) メモ

 ペンギン、小鳥、プレゼントに料理セット、電車が15本通過する時間、白い廊下、壁のモザイク、柱、すべるみたいに移動できる。