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2011年08月10日(水)

 人びとを並ばせ、順に自己紹介させる。見たいテレビ番組の時間が近づくので時計を気にしつつ自己紹介のやりかたなどの説明を終える。試験監督の友だちに挨拶をして、車輪が三つ一列にある自転車に乗って帰宅する。そういえばうちのテレビはずっと前から壊れていて悲しい。


2011年08月11日(木)

 一輪車でずっと行くアトラクションに挑む女の子が中継されているのを見る。ここはどこかの店内だけど店員もお客もいない。地下室からごとごと音がしている。子どもらの声だけ響く。だんだん怖くなって暗い店内を見捨てて街に出る。待ち合わせに遅刻していたようで怒られる。


2011年08月13日(土) メモ

 金縛り、窓の外の八つに句切られた海、階段をくだってそのさきの電車内、ポッキー、ミニチュアの海、贈り物の印としてのエビと小さい人間。


2011年08月14日(日) メモ

 変なサンダル、時間がない。


2011年08月15日(月) 1

 「一番大きな印象」をかたちにする機械を持っていて、その使用感を訊かれる。でもその質問をした友だちは「印象」を何でも映像に残せる機械を持っているらしくって、そんなの一緒じゃんと思っている。どちらの機械もゼリーみたいにぶよぶよしてて青緑色。


2011年08月15日(月) 2

 友だちがほんとう街の印象を映すと言って部屋中の鏡を壊していく。部屋にはこんなに鏡があったのかと思って怖い。鏡のあった場所は青く光り出して、その中でうねうねとした金属っぽい質感のものが3D映画みたいに揺れている。こんなのが街だなんて馬鹿みたいだ。外では子どもの声。子どもたちのほうが私たちみたいだった。窓の外をのぞくと私はすぐに子どものひとりになって、窓から私たちを見下ろす髪の長い女を見上げていた。女の部屋の内側にはたくさんの蔦がのびていて不気味だった。
 かくれんぼの続きをしようと友だちが言った。全員いるか確認する。