2011年08月03日(水) メモ
木造の後者、「夢に出てきた黒い犬」の話、教室のスクリーン。
2011年08月04日(木)
教室ではしゃぐのが私たちの仕事だ。床には泥が積もっていて歩く旅にぴちぴち言う。走ると膝まで泥の斑点がつく。遊ぶ。ポーカー、花火、けいどろ……。
一方で飽きてしまった私たちが教室を向かいの校舎から見ている。みんなの机からノートを千切って紙飛行機にして飛ばす。
2011年08月05日(金)
窓の外には友だち数人がいて、部屋の中にも私と少しの友だち。こちら側のみんなで窓に一本ずつ棒をはめていく。外の友だちの指示に従って等間隔に。格子をつくる。窓枠と格子は白く、外は青かった。
2011年08月06日(土)
床も壁も黒い店だ。カウンターに立って料理を作ろうと思う。扉は半開きになっていて、そのそば、店の内側に、ネズミが三匹並んで死んでいる。乾いたネズミたちは見ているうちに潤って、生き返って、外に向かっては知り出す。お客さんが、最後のはモモンガだよ、と言う。私も慌てて店を飛び出す。先頭の大きいネズミは側溝に潜った、二匹目の細長いネズミは軽自動車に飛び乗って遠くに行く、最後の白っぽいネズミはモモンガで、するすると木に登った。私も木に登る。モモンガは少し飛んだけど、そこに手を差し出すと丁度とまってくれた。モモンガを店に連れて帰る。
店で待ってた友だちが、オレンジの板のついた鍵をくれる。モモンガと一緒に登下校することを許す鍵だ。私は嬉しい。
2011年08月08日(月)
小さい湖の周りを泳ぐみたいにして飛んでいる数人の子どもたち。飛んでるけど怖くて湖の上空には行けない。湖の真ん中らへんには歪んだかたちの浜があって、そこでコントラバスを弾いている人がいる。真ん中から湖はじわじわと赤くなっていく。怖い。
2011年08月09日(火)
プールの水はだいぶ濁っていてた。天井にはスクリーンがある。このあいだの洪水で、たくさんのひとが川を流れて、無事な建物に逃げ込む、最初は順番を守っているけどだんだんみんな興奮して、我先にと入口に飛び込み、どんどん潰れていく、という映像を見せられる。