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2011年09月18日(日) メモ

 旅、モスクワの海とペテルブルクの海、淡水魚の赤ちゃん、指が青色になる、トイレには洗面所がたくさんあるけど床は湿っていてスリッパはひとつしかないからひとりずつしか手を洗えない。


2011年09月19日(月)

 姉が東京に来てるからバイトの前に都会に寄る。目当ての商品は売り切れていたけど、昔からの友だち二人と会えてよかった。私たちはそのまま出口に向かうけど、友だちはエスカレーターに乗って地下に行く。長い長いエスカレーターだから少し不安になる。下のほうはほの暗い。気をつけてねって手を振りながら何度も呼びかけるけど、友だちはもうだいぶ地下深くまで降りていて、私たちの声はきこえないようだった。
 外に出て、はしごをのぼり、屋上の駐車場につくと、巨大なスクリーンが置いてある。ゲームの宣伝みたいだ。スクリーンに赤く光る金魚が映る。プレイヤーは金魚を操作して、海の上を器用にすべらせて行く。途中でいろんな困難があるから、いろんなコマンドを入力して乗り越える。最後に竜がいるけど、難なく倒してしまう。宣伝だからとても鮮やかに、簡単に、終わらせられる。
 金魚は友だちを助けるために行くのだった。でも、たどりついた月の王国で、金魚の友だちは金魚に対してとても冷たい。
「ここはとてもとてもよいところなのに」と言う。「なんで助け出すなんて言うんだ」
 金魚は困ってしまう。自分だけで帰ろうと思う。出口に向かうために、どんどん修行して、敵を倒して、月のてっぺんに来る。月のてっぺんには大きな穴が開いていて、そこから、鉄で組まれた冷たい道が、赤く光る星までのびている。道を通るひとはそんなにいないようで、雑草がはびこっている。道からはみ出たらもう月にも星にも帰れるまい。でも金魚は恐れずに道をすべって帰っていく。
 帰り着くとみんなが出迎えてくれる。金魚は人間のからだになっている。いろいろあったけど友だちにも会えたのだし、社長にお礼を言おうと思ってビルの七階に行く。帰って来れたと告げると、じゃあお前は強くなったからいい兵士になると言われて、悲しかった。


2011年09月21日(水)

 病院を抜けて森を歩く。列はあるけど順番はないから私たちはどんどん先頭のほうに行く。先頭のほうにいるのはお医者さんや看護婦さんがほとんどで、訊くとここは古代の森だと言う。さわぐと恐竜が出るから危ない。
 暗い森を抜けると海辺の町がある。細い橋を渡って町に入る。町と森の間には池があって、それに板が渡されているのだった。池にはたくさん金魚がいる。町では人びとが蝶のかたちに切り抜いた小さい紙を撒きながら通りを歩いている。私たちに気付くとみんないっせいに家に帰っていった。ひとみしりの激しい民族。堤防の向こうからは海のにおい。堤防に沿って歩いているうちに、小さい階段を見つけてみんなでのぼる。堤防の上に立つと青い海が見える。波はずいぶん荒れている。先生が笛を吹いて、いまから30分の授業中だけ泳ぐことを許すと言う。私は堤防沿いを歩きながら水たまりに落ちて泥水まみれだった。海に入ると泥水が溶け出して、私の周りの海がピンクとか黄色になる。おもしろがって海からあがり堤防を逆に越えて、地面から土を持ってきて海に投げる。すると海はカラフルな水玉もようになる。もようはどんどん固くなって魚になる。泳いでる子たちも嬉しそうに魚を見てる。


2011年09月22日(木)

 体育館に整列している。ずいぶん広い体育館だ。ロシア人の神父さんが来て50音を、あ、から順に読み上げて行く。みんな自分の名前にある音が読まれるときにお祈りする。終わったらロシア語を習ってるみんなで神父さんにお礼を言いにいく。体育館の外になかなか出られない。


2011年09月23日(金) メモ

 魔法で戦うシリーズ、残ってる力は分け合える、地殻変動、復讐にあう。