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2011年10月18日(火)

 みんなで踊る練習をする。


2011年10月19日(水)

 塔の右半分は浸水しているから螺旋階段をおろおろと降りる。みんなぎゅうぎゅうの列になって降りてるから、浸水部分をさっと飛ばすわけにも行かず、みんなで水に使っている。階段に溜まっている水はぬるくて、上から落ちてくる水は冷たい。壁も階段もぜんぶ白のに、水のせいでぜんぶ茶色く汚れている。
 階段を最後まで降りると地下室だ。みんなでゲームをしている。パンティ&ストッキングwithガーターベルトのDVDのおまけとしてついてきたゲームだという。そんなのがあるなら私もDVD買おう。
 料理があとからあとから出てくる。みんなひいひい言いながら食べる。でも私はなかなか満腹にならない。生のエビ、すごくおいしい。21歳になってから衰えてたと思ってた胃だけど、ここにきて復活した、と思う。武道家に行こう。スタ丼のミニじゃないやつを食べよう。


2011年10月21日(金) メモ

 雨上がりの地面を先の曲がったシャベルみたいなのに乗って慣らす、自転車置き場、サッカーをしてて通れない、体育館でリレー、家族の忘れ物、男の双子、化粧。


2011年10月22日(土)

 目をつむって歩くと風に飛ばされるから危険。私たちは旅をしている。自在に自分のサイズを変えられる不細工なおばちゃんが道案内してくれる。民家に行って家族になってピアノを弾いたり、安い食堂の舞台を借りて芝居をしたりする。劇団に加わりたいと言う女の子に会う。でも私たちは劇団じゃないから女の子を加えずにまたいろんな横断歩道を渡って歩く。外国で自由行動するときに、日本人の女の子を見つける。丸尾末広の漫画にいる美少女のようにかわいいけど、頭部とくるぶしから下の他は透明で、顔が浮く系のおばけに見える。


2011年10月24日(月)

 疲れてみんな電車で移動する。深夜。東京にはしばらく戻らないと言う。でも私は途中で電車を降りた。路面電車だった。月が白くて大きくて、町はほの明るい。地面には薄く砂が積もっていて、どこも誇りっぽかった。車は通っていないから、歩道車道となく駆ける。悪い若者に誘拐されかけてた赤ん坊を助けたり、路上のうどん売りからうどんを買って食べたりして、町に残ってるほうのみんながいる建物に到着する。建物の中は川だ。三人一組でパズルを解きながら進む。ドーナツやケーキが並ぶ盆が流れてきて、正しい順番で食べろだとか。食べ物の中には生きている稚魚もいる。私はそれを担当する。塩水の味がした。ケーキはひたすら甘い。途中の電話で、後輩のひとりが映画の賞をもらったときいて、慌てて入口に向かって、雨の中ひとりで走る後輩をみんなで迎える。後輩は嬉しすぎてわけがわからないと泣く。泣く後輩をなだめながらデパートに入る。雨はものを溶かすからあたりすぎてはいけない。カラフルな飴売り場を抜けたらそれぞれの個室がある。アンドロイドの友だちが、漫画の趣味ってひとによってこんなに違うんですねと感激している。