about map e! yumenikki  nikkihito) インデックスへ

2011年12月09日(金) 2 メモ

 外国の列車、横に長い座席、行きは下り坂でジェットコースターみたいに速い、帰りは縦一列の上り坂、祖父と叔父・私と姉にわかれて座る、こめかみを強く抑えると周りの飛んで行く景色がはっきりと街に見える、みんな病院に行く、自分の部屋と実家の部屋に鍵をかけなければ、帰宅すると二次元、舟の形の家、クラスメイトが集まっていて何かの賞の景品に濃緑色の髪のウィッグをもらう、アニメの絵みたいなときは家族と拾ってきた子どもたち、実写になるとクラスメイトになる人のかたち、小説を整理して図にするバイト、食器が足りない。


2011年12月10日(土)

 ピンクとイエローできらきらする商店街を歩いて帰る。このあと用事があるはずだけどなんだったろう、分かれ道でどれを選べばいいかわからない。ふらふら歩いているとピエロの格好をしたビラ配りのお姉さんからビラを渡される。オープン仕立ての劇場の案内だ。チケット付き。どうやら開店セールで学生には無料チケットを配っているらしい。普通に買うと一万以上するミュージカルをやっている。これはこのあとの用事に関わらず行くべきだ、と思う。ビラを鞄にしまって知らん顔でもう一枚もらう。母を呼び出して一緒に劇場に向かう。
 劇場は大学のすぐそばと言うけど見つからない。少女がやってきて、民家が並ぶ中を指差すから「あそこにあるの」と訊くと、「あそこで事件が起こった」というようなことを言う。すると民家がひとつ燃え出す。恐ろしくて逃げる。
 逃げだ先が劇場だった。チケットを渡しコップをもらう。飲み物はセルフサービスらしい。冷たいミルクを注いで、半熟卵を入れ、あとは何にしよう。いろんな紅茶があるけど、ホット向けばかりで、私はアイスがいい。たくさん悩んで蜂蜜を入れた。卵の味が浮いていて気持ち悪い。座席につくと私を呼ぶ声がして、振り向くと姉がいる。教室は小学校と同じつくりだった。椅子も机も小さい。でもクラスメイトは小学校のときの友だちから、大学生になっての友だち、先生まで幅広い。クラスメイトのひとりと結婚について喧嘩したり、俳句の授業で好きな先生の隣の席になって舞い上がったりする。


2011年12月12日(月) メモ

 髪をセットする、傾いた部屋。


2011年12月14日(水)

 知らない人の家だった。友だちも家族もその家で眠っていた。ひとりで抜け出すと青っぽい色の夜だった。街灯はなかったけれどどの家々も窓が光っていた。道路の脇には細い溝があって水が流れていた。坂道。上のほうからセーラー服を着て、ぶかぶかのハイヒールを履いた少女。そのうち足をつかって歩くのもだるくなると、正座の姿勢で宙に浮ける。そのころにはひとひとりぶんの道幅だった。左右のフェンスを掴んで浮いた状態で移動する。前からひとが来たら上に移動して、下をくぐってもらった。駅前にまでつくと昼だ。たまのライブの広告の飛行船。


2011年12月15日(木) メモ

 銀色の三つのエレベーターには境がないからちゃんとそれぞれの真ん中に乗らなくては、一階は調理室、三階に中ボス、四階にラスボス、中ボスに一回負ける、二回目には挑戦者が多かったから選別がある、みんなより先に着いたから運営を手伝う、輪ゴムを飛ばしたりなど。