2011年12月25日(日)
みんな帰ってしまった。途中で電球が切れてしまってトイレは暗い。みんなが残した、紙でつくった人形など、クリスマスの飾りが家じゅうでゆらゆらしている。冷凍庫の中でも。凍った飾りはきれいだけど保存してた牛乳は駄目になった。
2011年12月27日(火)
バイトに向かう電車だったけど途中で寝てしまったみたいであたりは紺色だしついたのは知らん駅だ。あわてて下車。反対側のホームに行くには一度改札を通る必要がある。2000円以上入ってたPASMOがいっきに残り53円になる。そして戻る電車もなかなか来ない。通過電車ばっかり来る。各停は止まらないらしく、急行の来る駅で下りるべきだった、でもこのあたりの地名はまったくわからない、仕方ない、仕方ない、と言い聞かせる。
2011年12月28日(水)
実家に帰ると春で桜がいっぱい咲いてる。姉と自然公園に行こう行こうと話す。向こう岸に友だちがいて、うちの桜を今年も見に来るよねと言う。忘れていた。見に行くよと答える。いちにちの計画をやり直す。自然公園の場所も忘れていた。なんだ、友だちの家は公園の一部だ。日が暮れると森は暗くて怖いから、まず友だちの家に行って、遊んで、夕方になったらゆっくり公園を降りて帰ろう。夜が来ると道の提灯も消えるから注意だ。冬の桜の夜はあっという間だから早足で行こうね、と話す。友だちの家は蛍光灯がまぶしい。友人知人がたくさんいる。誰が誰だかわからないけど日によく焼けた後輩たち。ほお骨と瞼のあたりだけ白いままに残していて、これが最近の流行なんですよと言う。わからんなあ流行は。外に出るとまわりが全部上り坂で空がほとんど見えない。後輩が追いかけてきて、私に東京での大富豪のルールを訊ねる。