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2012年04月03日(火) メモ

 神様のダミー、階段、黒い影、子ども、燃える名前をつける、扉になる子ども、名前を思い出せない。


2012年04月05日(木) 1 メモ

 一輪車で移動、チューバ、優秀な成績、カメムシが服の裏にたくさん張り付いている話を先生がするのでその光景が自分のことみたいに再生されてちょうキモい。


2012年04月05日(木) 2

 私は道路の脇をひたすら歩いている。病院と思われる建物にさしかかったところでその場を別のひとの目で見渡す。そのひとは妹の結婚式に父母と兄とともに出席していて、カメラで何枚も写真を撮りながらやっぱりずっと歩いている。私には病院に見えていたそこは、白くて四角い教会だった。みんなが一緒にいる写真が撮りたいのに父母も兄も妹もどんどん離れてしまって寂しい。
 そのひとが高架下のガードレールが変な柄に塗られている横を通るとき、視点が私のもとに戻った。私もちょうどその横を歩いていたのだ。双子の姉と、このガードレールは変だと話す。姉は都市伝説を持ち出して、「これはギョラー避けじゃないかな」と言う。
「ギョラー避け?」
「うん、ギョラーが来ないようにするためのガードレール、高架からおりてくるギョラーが」
 そんな都市伝説知らない。黙って考えながら歩く。
 それで、部屋のとびらが開くがちゃっと言う音で目が覚めた。目をあけてとびらのほうを見たけど左目しかひらかなくってとびらまで見ることができない。体は動かなかった。とびらの部分は右目の瞼に邪魔されて真っ黒だった。来るなよ、と言おうとする。


2012年04月07日(土) メモ

 四人の子ども、ふたりの大人、浴衣、裏切る、斧、さっくり刺さる、ロープ、カラオケ。怖い子ども、携帯電話の時間設定を現在でなくすれば助かる。


2012年04月08日(日)

 美大の学祭に行く。屋内が屋外みたいに改造されたでかい体育館のなかでおこなわれる学祭。入口は分厚いガラスの扉ではいるのをなぜか躊躇したけど奥に小中以来の友だちを見つけて、向こうも私に気づいたときにはすでに学祭のなかにいた。嬉しかった。ピアノの上手な友だち。奇麗につくられた小川や落ち葉を乱さないように進む。トイレの列に姉と友だちが並ぶ。残った友だちと私で話す。このもうひとりの友だちは、短大を卒業後フリーターをしながらイラストを描いてると言う。夢はソ連に行くことと言うから抱きしめてロシア語を教える約束をした。


2012年04月10日(火)

 ビルの向こうに商店街の透けた灰色のアーケードが見える。知っているところだと思う。途中にはゲームセンターや観覧車が並んでいる。配られている風船を受け取ったけど風船はあまりに引く力が強くて、怖くなったので手放した。手から離れた風船はぱっと消えた。
 キャラクターの着ぐるみにインタビューを受けるエプロン姿の女性を見た。手に赤ん坊を抱いている。家が焼けてしまったから引っ越して、その家がまた焼けたから、いま、もとの家があった場所に家を建てていると言う。家の焼け跡でぺちゃんこになったトイレが揺れていた。平面的なトイレを持ち上げてみると下から火が出た。まだ燃えているのだ。トイレを地面に戻して、夜の海岸に向かう。海はあたたかかった。もぐるとたくさんの本が沈んでいる。全部回収したかったけど、流されるといけないので早めに帰宅した。